チャクラを徹底解説♡その意味と色、はたらきなど⑤第2チャクラ
カテゴリー:ちょっとスピ☆
前々記事まで3回にわたりチャクラの概略について、そして前記事では第1チャクラについてお話しました。
続いて、第2チャクラ。
8~14歳の時期に発達するチャクラです。
下腹部からおへそにかけての部分に位置し(チャクラの位置については、こちらの記事の図をご参照ください)、オレンジ色に共鳴しています。
「仙骨のチャクラ」「セイクラル・チャクラ」とも呼ばれ、人間関係に関するエネルギーを司るチャクラなのです。
このチャクラが正常に機能していると、人間関係が充実して、お仕事も精力的にこなし、人生が満ち足りたものになるんです♡
1.チャクラとオーラ
・チャクラの色や意味について知る前に~オーラとは
・オーラの7つの層とチャクラ
・オーラの各層の意味
2.チャクラの働きと回転
・チャクラの構造
・チャクラの主要なはたらき
・チャクラの回転の向きと色
3.人間の発達とチャクラとの関係
・人間の発達とチャクラ
・各チャクラが関連する心理的機能
・チャクラが閉じている場合とは
4.第1チャクラ
・第1チャクラが象徴する力
・第1チャクラが機能しない場合
・第1チャクラのためにあなたができること
5.第2チャクラ(この記事です!)
・第2チャクラが象徴する力
・第2チャクラが機能しない場合
・第2チャクラのためにあなたができること
6.第3チャクラ
7.第4チャクラ
8.第5チャクラ
9.第6チャクラ
10.第7チャクラ
第2チャクラが象徴する力
第2チャクラが象徴するのは、「ほかのひととの協力」「パートナーシップ」です。
キャロライン・メイス氏によれば、「お互いを尊重すべし」という真理を象徴しています(参考文献①)。
子どもが7~8歳になると、親から独立して、他の子どもや大人と関わるようになり、行動範囲が家庭の外へ広がっていきます。このような外部との関わりから、自分の個性をもち、人間関係をつくりあげていきます。
第2チャクラは、このような人間関係を作り上げるエネルギーを象徴します。
第1チャクラで、同族とのつながりをしっかりつくりました。
そこから今度は一步進んで、第2チャクラのエネルギーで、外部との人間関係、パートナーシップを形成します。
第2チャクラの正常な発達により、自分のアイデンティティが確立されます。そして、外的世界との境界を適切につくって、自分を守ることができるようになります。このことで、自分に必要な人間関係を形成し、コントロールすることができるのです。
物質世界で、自分の居場所を作っていく過程に、深く関係するチャクラなのです。性的なエネルギーやお金・権力なども、このチャクラのエネルギーに関係します。
また、第2チャクラのエネルギーは、本質的に二面性を持っています。
「男性性と女性性」「陰と陽」「光と影」「ポジティブとネガティブ」・・・。
「同族」「集団」という一体化したエネルギーだった第1チャクラを越え、プラスとマイナスの両極がつくる世界で選択を続けて、成長していく助けとなってくれるのです。
第2チャクラが正常に発達・機能していれば、自分の人生を、自分で責任を取って、しっかりと生きていくことができます。
日常の中にしあわせを見つけ、人生には光と影、善と悪、ポジティブとネガティブがつきものだと理解していて、人生のすべてを享受して、チャレンジも厭いません。
困難に出会っても、自分が成長し発展できる機会だ、と前向きにとらえ、自分が達成したことを素直に喜ぶことができます。たとえ失敗しても、そこから回復する力を持ちます。
このチャクラが正常に機能している人は、仕事も有能、表情が豊かで、創造的でもあるんですよ。
第2チャクラが機能しない場合
逆に、第2チャクラの機能は阻害されると、自分の人生に対して欠乏感を持ち続けることになります。
自分が、よりよいものを受けるに値するということを信じられず、自分は外れくじを引いたのだと悲観します。
なにかよくないことが起きると、外的な要因のせいにし、「かわいそうな私」という自己憐憫にふけります。
悪状況の原因であるネガティブな態度や信念を改善しようとはせず、変化や発展を望むこともなく、ただただ「哀れな人生」を受け入れて、自分を哀れみます。
他者への感謝をもつこともありません。
その結果、わけもなく罪悪感をもったり、自分に対して過度に厳しくなったりします。
また、ほかのひとに自分の人生を支配されているという感覚を持ち、自分はなにもできないと思っています。
さらに、たいせつなパートナーや仲間に見捨てられるのではないかという恐れを抱いています。
人間関係を構築していくと、その他者との関係のなかで、自他が心理的に分断され、「対立」を経験することがよくあります。
「自分と相手」「正しいか間違っているか」「勝ちか負けか」「善いか悪いか」などです。
人間関係がそのような対立を生み、そこからなにかの選択が行われ、その選択の結果なにかの動きが起き、さらにその動きからまた新たな対立が生まれる、という循環に陥ることになってしまうのです。
そこから抜け出すためには、これらの「対立」の二面性を超越し、分離を超越するような選択をすることが必要です。
他のひとを自分の思いどおりにしようとすることをやめ、「他のひとは自分の鏡である」ということを認めて、お互いつながりをもった人間なのだと認識することで、自他の違いを融合し、分離を超越することができるのです。
と、第2チャクラのエネルギーは教えてくれます。
第2チャクラのためにあなたができること
もし、第2チャクラが不調かも、と感じたら、第1チャクラと同じように、健全に機能している第2チャクラをイメージすることがとても有用です。
美しいオレンジ色に輝くチャクラが、時計回りに、あなたの下腹部と、その後ろ(仙骨のあたり)の2箇所でぐるぐる回っているところをイメージして下さい。
そして、白&金色の光をはなつエネルギーが、そこからあなたの体に吸い込まれ、脊髄をつたって全身を満たします。
また以下のようなことを行ってみましょう(引用・参考文献③)。
自分自身の気持を大事にし、自分の価値を認めてあげることが、とってもたいせつです。
1)日々の問いかけ
あなた自身にこんなことを訊いてみましょう。
・変化に対する心の準備はできていますか?今日は、ちいさなことをひとつ、変化させてみましょう。
・他人に合わせるために、なにかを犠牲にしていますか?何かを犠牲にする人間関係はお互いに有害です。次からは「ノー」といいましょう。
・喜んで贈り物を受け取れば、相手に「与える喜び」を返したことになります。与えるだけでなく受け取りましょう。相手にも与える喜びを持たせてあげませんか。
・性について創造的ですか?思い描くことをパートナーと話し合ってみましょう。
・何かを得るためには、まず犠牲を払わなければと信じていますか?素晴らしい人生を過しているひとたちを真似てみましょう。
2)アファーメーション(自分自身に何度か繰り返し言ってあげましょう)
・人生は、幸せで充実した私に必要なものを、すべて与えてくれます。
・私は、愛情と性の喜びを得る価値があります。
・私は、私の希望を、自分や他人に聞かせる権利があります。
・いまの私に満足しています。
・人生は、必要なタイミングで、開いていきます。
・自分の体を尊び、性的に満足しています。
3)第2チャクラのクリスタル(チャクラの上に置いてみましょう)
・シトリン
・カーネリアン
・ゴールデントパーズ
4)第2チャクラのアロマ(マッサージやディフューズをしてみましょう)
・ジャスミン
・ローズ
・サンダルウッド
主要な7つのチャクラのうち、今日は第2チャクラについてお話ししてきました。
物質界での人間関係を司る第2チャクラ。しっかりぐるぐる回ってもらって、あなたの人間関係やパートナーシップ、充実した鮮やかなものにしてください。そしてお仕事も!
たいせつなことは、あなたがあなた自身の価値を認めてあげることなんですよ♡
引用・参考文献:①キャロライン・メイス(2009年)『7つのチャクラ』サンマーク出版. ②バーバラ・アン・ブレナン(1995年)『光の手 上・下』河出書房新社. ③リズ・シンプソン(1997年)『チャクラヒーリング』産調出版.
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